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ずうっと羽織が欲しいなぁとおもいながら巡り合いを待っていました。
今日、縁あって、竜巻絞りのコート(道中着)を羽織らせていただきました。
そのコートは風合い、柄、質、どれもがとても良いものでした。
30年着用されてまして、時を経て色(黒地x赤)が濃く変化しているそうですが、変化も楽しめる長年着たいと感じさせる道具でした。
竜巻絞りとは、
縫い締めた布(生地)を筒状にして、上から下へ糸を螺旋状に巻きつけてから染めると、表面に見えている部分だけが染まります。
制作途中の巻き終わった布の形が「天に昇ってゆく竜」のように見えるところから、竜巻絞りと呼ばれています。
竜巻絞りの柄は、画像検索をしていただくことにしまして。
deskgram -> #竜巻絞り
羽織では無く、手に持つ機会の多い道中着に仕立てたとしても
皺になりにくいという特徴から、丁重にせず気軽に脱ぎ着できそうです。
私は、羽織も道中着も所有しておらず、
横着な性格と格式高い場に出る機会もないため、
帯と着物を保護することと防寒を目的とし、室内でも脱がなくてもよい羽織を一着欲しいと思っていました。
羽織なら帯をちらりと覗かせることも出来ますしね。
しかし、道中着も良さそうと揺らぎが出てきました。
羽織は、丈が膝下まである長羽織を考えていましたが、
まずは、11月から3月まで使える七分丈の道中着を仕立てて、
その後、薄羽織を短めの丈で探すのはどうであろうかと。
この度は、持ち合わせがなく招くことは叶いませんでしたが、
欲しい物があるとお仕事頑張ろうっと思えてくるのが不思議ですね。
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