過眠ときどき覚醒

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昨日は一日中地面を冷やされたせいか、
昨夜半は冷えて澄んだ気を感じながら寝床に着いた。
明け方床についたまま寝ぼけているとき、
氷柱が出来る過程を眺めている夢を見たというか思い描いていた。
ああ、冬だ。と腑に落ちて目が覚めた。

もちろん、家の周りに氷柱など出来てはいない。
何に納得したのか今になってはわからない。

微睡みに浸っていても突如目が覚めることはあるが
大抵は寝坊を認識し自身の早鐘のように打つ鼓動に起こされる、心に優しくないやつだ。
今朝のように何かを沁み沁みと感じて得心、急浮上したときのあの晴れやかな気分は得難い。

晴れやかな日の頻度は少なくてもいいから、もっと穏やかに目覚めたいものだ。
(早寝大事)

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